
兼六園では、紅葉シーズンに合わせて、毎年ライトアップのイベントを行っている。
2018年の兼六園のライトアップの概要は、下記のとおりだ。
日程:2018年11月9日(金)~12月1日(土)
時間:17:30~21:00(入園20:45まで)
料金:無料
兼六園の紅葉はだいぶ散ってしまっていたが、2018年11月30日にライトアップに行ってきた。
ライトアップ期間中に開いている出入口は、真弓坂口、蓮池門口、小立野口の3つだ。
今回は、真弓坂口を利用した。
真弓坂口もライトアップされていて、ムード演出に一役買っている。
兼六園内の道は、少し灯りが付いているので、懐中電灯などは必要ないが、持っているとより安心だ。
これは、徽軫灯籠のライトアップだ。
徽軫灯籠のすぐ上にかかる紅葉と、後ろに見える蓬莱島の紅葉が、徽軫灯籠をより美しく見せている。
唐崎松は、この時期、雪から松を守るための雪吊りがされている。
ライトアップ中の唐崎松の雪吊りは、本当に美しいのだ。
雁行橋は、11枚の石が、雁(がん)が列を成して飛んでいる姿に似ていることから、この名前が付いている。
雁行橋は、日中はあまり目立たないのだが、ライトアップされ、また違う色を見せてくれるのだ。
蓬莱島は、ライトアップ中、最もキレイなスポットの一つだ。
ライトアップされた紅葉が、霞ヶ池の水面に反射し、より美しく輝く。
これは、栄螺山の頂上から撮った写真だ。
栄螺山からは、ライトアップされた蓬莱島と唐崎松の雪吊りが、よりエレガントに見えるのだ。
海石塔は、普段は観光客に注目されないのだが、紅葉シーズンには、苔のある外観が渋く輝くスポットだ。
海石塔は、ライトアップ中も、渋い美しさを放つ。
また、ライトアップされた海石塔と後ろにある翠滝、周りの紅葉が、瓢池の水面に反射し幻想的な空間を見せてくれるのだ。
最後に:
バスで行く場合は、主要なライトアップスポットを巡る、ライトアップバスが利用できる。
詳しくは、ライトアップバスについてを参照願いたい。
また、この時期は、かなり寒いので上着とマフラーは必達アイテムだ。
現地取材:
兼六園、2018年10月30日