紅葉の様子

兼六園は、石川県の中で最も有名な紅葉スポットだ。

前回、11月7日に行ったときには、紅葉の色づき始めだったので、今回は11月24日に紅葉を見に行ってきた。

11月24日は、紅葉のピークシーズンで、かつ土曜日ということもあり、兼六園はものすごい人で溢れていた。

虹橋を渡る団体客

徽軫灯籠の手前にかかる虹橋の写真だが、徽軫灯籠付近は、たくさんの人が歩いていて、写真を撮るのも一苦労だ。

徽軫灯籠

徽軫灯籠は、紅葉シーズンの約1ヶ月間、いつ来ても味のあるエレガントな写真を撮れるのが特徴だ。

さすがに兼六園の顔と言われるだけのことはある。

山崎山のふもとの紅葉

これは、山崎山のふもとの紅葉だ。

山崎山のふもとには、兼六園を流れる曲水があり、水面に紅葉の木が反射し、とても美しい。

山崎山のふもとの紅葉2

これも山崎山のふもとの紅葉で、息を飲むような美しい紅葉だ。

山崎山の頂上の写真

山崎山の山頂は小さな休憩スペースになっていて、多くの人が休んだり、写真を撮っている。

山崎山の頂上からの紅葉

山崎山は美しい紅葉が見れることから、別名「紅葉山(もみじやま)」と言われている。

伝統産業工芸館の前の紅葉

これは、石川県立伝統産業工芸館の前の落葉樹で、紅葉と紅葉の絨毯(じゅうたん)が一面に広がり、絵になる美しさだ。

小立野口近くの紅葉

これは、兼六園の出入口である小立野口付近の紅葉で、燃えるような落葉樹を見れるのが特徴だ。

成巽閣の庭園の紅葉

これは、成巽閣の中にある庭園の紅葉だ。

成巽閣は、藩主の母の隠居処として建てられたもので、兼六園とは別に料金が必要だが、豪華でかつ繊細さがあり、女性に人気のスポットだ。

翠滝の紅葉

これは、瓢池にある翠滝の紅葉だ。

高さ6.6メートルの翠滝と、左右に広がる紅葉は、渋みのある美しさを見せてくれる。

海石塔と紅葉

普段は注目度が低い海石塔だが、苔のある外観が紅葉にマッチし、渋い輝きを放っている。

最後に:
兼六園は、緑が多く、また傾斜地にあるため、日陰と日向(ひなた)の関係で、約1か月間という長い間、紅葉が見れるのが特徴だ。

兼六園は、紅葉シーズンの始まりには、より鮮やかな紅葉が見られ、後半になると味わい深い紅葉を楽しめるのだ。

現地取材:
兼六園、2018年11月24日