
成巽閣は、第13代藩主の斉泰(なりやす)が母の隠居処として作った建物だ。
成巽閣は、随身坂口の隣にあり、赤い門が入口の目印だ。
成巽閣の赤い門をくぐると、成巽閣の2階建ての建物があり、1階の脇にある受付で料金を払う。
料金は、大学生以上は700円、中高校生が300円、小学生が250円で、兼六園の入園料よりも高い。
成巽閣の館内は、庭園を除いて、写真撮影が禁止されている。
金粉で作られた壁や、鳥の絵がかかれたガラス細工、一枚板に掘られた鮮やかな鳥と花絵など、部屋や廊下の至るところに細工がされているのが特徴だ。
成巽閣の庭園がまた素晴らしい。
兼六園の曲水を庭園に引いていて、静寂な中に川のせせらぎが聞こえ、縁側に座りながら静かな一時を過ごすことができる。
成巽閣は、見たところ女性の観光客が多いように感じる。
女性の住まいだし、女性ならではの繊細で細やかな造りや細工が見れるのも、人気のポイントだろう。
個人的には、別料金払ってでも入って良かったと思う。
これまで武家屋敷にはいくつか行ったことがあるが、成巽閣はそれらに比べて、豪華さの規模が断然違うのだ。
また、至るところにある鮮やかで繊細な細工がまた素晴らしい。
成巽閣の詳細は、別ページの成巽閣に記載している。
現地取材:
成巽閣、2018年10月26日、2018年11月25日