
ラジオ塔は、ラジオが普及していなかった1933年(昭和8年)に、日本放送協会(NHK)が、公共のラジオ放送を広めるために設置したものです。
当時は名古屋の放送を受信し、流していました。
ラジオ受信機が入っているラジオ塔は、兼六園だけでなく、日本全国の公園など約450か所に設置されました。
ラジオ塔にも、様々な形があり、兼六園のラジオ塔のような灯篭型や、提灯のような形の神燈(しんとう)型や、ヨットのマストの形のマスト型などがありました。
ラジオ塔の素材には、コンクリートや木で作られたものなどがあり、兼六園のラジオ塔の灯籠部分は、木で作られています。
現在取材:
・兼六園、2018年10月20日、10月26日、10月30日