時雨亭

時雨亭は、2000年(平成12年)に、当時、別荘だった時雨亭を、休憩処として再建したものです。

時雨亭は、蓮池御亭の跡(今の噴水の前あたり)に、6代藩主吉徳が1726年(享保11年)頃に建設した別荘でした。

再建された時雨亭は、270.4平方メートル(81.8坪)の広さの、木造平屋建ての数奇屋風書院(茶室がある建物)です。

時雨亭の抹茶と生菓子

10畳と8畳の座敷部屋、茶室などがあり、本格的な抹茶や茶菓子が食べられます。

時雨亭の庭園

座敷からは、時雨亭の庭に流れこむ曲水、小さな池(長谷池)、綺麗に手入れされた木々や草花を眺めることができます。

現在取材:
・兼六園、10月26日、10月30日、11月7日、11月24日
参考文献:
・村上貢、宇佐美孝 「兼六園」(北國新聞社、2013)