
霞ヶ池は、兼六園内の中心に位置し、広さが約5,800平方メートル(1,800坪)あり、園内で最も大きな池です。
兼六園は、もともと金沢城の防御を兼ねて作られたため、水深が約1,5メートルある深い場所には、「水落とし」と呼ばれる仕掛けがされています。
この「水落とし」は、非常事態の時に、霞ヶ池の水が一気に流れだし、金沢城と兼六園の間にあった百間掘(現在のお堀通り)の水位を上げるものです。
霞ヶ池の真ん中には、蓬莱島が浮かび、霞ヶ池のそばには、徽軫灯籠、虹橋、唐崎松などがあり、様々な場所や高さから、美しいな景観を見ることができます。
現在取材:
・兼六園、2018年10月20日、10月26日、10月30日、11月7日、11月24日、11月25日
参考文献:
・村上貢、宇佐美孝 「兼六園」(北國新聞社、2013)