雁行橋

雁行橋は、11枚の石が、雁(がん)が列を成して飛んでいるかたちに見えることから、この名前が付いています。

雁とは、カモより大きくて、ハクチョウより小さい鳥で、石川県では早朝や夕方に、列を成して飛んでる姿を見ることができます。

また、この1枚の石は、よく見ると、カメの甲羅にみえることから、亀甲橋というなまえでも呼ばれています。

雁行橋を渡ると長生きすると言われていましたが、現在は、石の表面の磨耗がひどいため、渡れないようになっています。

現在取材:
・兼六園、2018年10月20日、10月26日、10月30日
参考文献:
・村上貢、宇佐美孝 「兼六園」(北國新聞社、2013)