
随身坂口は、成巽閣に続くなだらかな坂の入口にあります。
随身坂口の名前の由来は、「13代藩主斉泰の母のお供の女中が通った」、「金澤神社の随身門から名付けた」など、諸説あります。
随身は、付き添い人の意味です。
随身坂口は、大通りから一歩中に入った静かな場所にあります。
随身坂口に近い兼六園内のスポットには、梅園、松の傷、銅像の台座石などがあります。
随身坂口の隣には、13代藩主斉泰が母のために建てた住まい、成巽閣があります。
随身坂口を出たすぐ目の前には、前田家の遠祖と言われる菅原道真が祭られる、金澤神社があります。
随身坂口から徒歩2分のところには、石川県立美術館があります。
石川県立美術館から、さらに1分ほど歩くと、情緒溢れる石川県立歴史博物館があります。
現在取材:
・随身坂口、2018年11月24日、11月25日、12月1日
参考文献:
・村上貢、宇佐美孝 「兼六園」(北國新聞社、2013)