金沢城公園

加賀藩は、江戸時代に加賀・能登・越中(富山県)を統治していた藩で、藩主は前田家です。

前田家の初代(加賀藩祖)は、利家で、前田家は、加賀藩1代目の利長から13代目の慶寧(よしやす)まで、約260年にわたり加賀藩を治めてきました。

江戸幕府を除くと、日本で一番大きかった藩が加賀藩(102万石)で、いわゆる加賀百万石と言われる所以です。

前田利家のイメージ写真

前田家の初代の利家は、織田信長に仕え、豊臣秀吉の時代には、徳川家康と並ぶくらいの高い地位(五大老の一人)にありました。

秀吉の死後、徳川家康は新しい体制を作ろうと暗躍するのですが、利家は豊臣寄りだったこともあり、家康との対立が度々ありました。

そのため、徳川幕府になってからも、加賀藩は幕府から謀反(むほん)を疑われ、加賀藩は謀反を疑われないよう自分の藩や土地を守るということに尽力しました。

加賀藩は、徳川幕府の顔色を伺いながらも、日本一の石高(102万石)を獲得し、それを死守するという、バランス感覚と立ち回りが上手い藩だったようです。

参考文献:
・能登印刷出版部 「金沢謎解き街歩き」(実業之日本社,2015年)